【聖地巡り】映画『シグナル100』のモデルになった学校・ロケ地を徹底調査!

邦画

学園×バイオレンススリラーの原作漫画を橋本環奈さんなどの豪華キャスティングで実写化した映画『シグナル100』は、どの学校で撮影が行われたのでしょうか。

SNS上では、「この学校が使われていたのではないか?」「橋本環奈さんっぽい人が撮影をしてた」などさまざまな憶測が立てられていました。

本記事では、映画『シグナル100』のロケ地情報について徹底調査した結果をまとめて紹介します。

さらに、映画『シグナル100』のように学校が舞台になった映画とそのロケ地についてもまとめているので、聖地巡りなどが好きな方はチェックしてみてください。

映画『シグナル100』の撮影が行われたロケ地は?

映画『シグナル100』の撮影がおこなわれたロケ地は、茨城県常陸大宮市高部の山奥にある旧美和中学校であることがわかりました。

茨城県南エリアに関する情報誌「いーじーぷれす」によって公開された情報のため、信憑性は高いと言えるでしょう。

映画『シグナル100』の設定は、高校で起きた不可解な事件ですが、実際の撮影は中学校が使用されていたようです。

山奥にひっそりと建てられた学校のため、夜の撮影は辺りが真っ暗で、異様な雰囲気があったかもしれません。

旧美和中学校は、すでに廃校となっており、生徒や先生がロケ地にになった教室で授業をすることはないようです。

学校の撮影は、たびたび実在する学校が舞台になっていますが、映画『シグナル100』は、バイオレンス・スリラーというジャンルのため、考慮されたのかもしれません。

フィクションとはいえ、高校生がたくさん死ぬ撮影を自分の学校でやってほしくないと考える生徒や保護者がいる可能性は十分に考えられるからです。

旧美和中学校には入れる?

画像参照:Google mapより筆者キャプチャ

結論からお伝えすると、基本的には廃校になった学校のため、勝手に立ち入ることはできません。

廃校になった学校に入るためには、所有・管理をしている役所や会社などに問い合わせをして許可をもらうことが必須です。

無断で侵入した場合、「建造物侵入罪」と呼ばれる不法侵入として有罪判決を出される可能性があります。

また、廃校になった学校は建物が老朽化してもメンテナンスがおこなわれませんので、そこが抜けたり、建物が崩壊して事故に巻き込まれるリスクも伴い危険です。

映画『シグナル100』が好きだからという理由でロケ地巡りをしたい方もいるかもしれませんが、近寄らないようにしてください。

旧美和中学校に立ち入る方法

旧美和中学校は、廃校になっているため、無許可で入ることはできません。

ただし、旧美和中学校についてリサーチをしていると、たびたびイベント会場として使用されていることがわかりました。

芸術祭や映画祭など、不定期ではあるものの、旧美和中学校に入場するチャンスがあるようです。

映画『シグナル100』のロケ地巡りをしたい方、旧美和中学校に行ってみたい方は、イベント情報をチェックするようにしましょう。

映画『シグナル100』はどこでみれる?

画像参照:「東映映画」公式YouTubeチャンネルより筆者キャプチャ

映画『シグナル100』の配信状況をリサーチした結果が、以下のとおりです。

アプリ名映画『シグナル100』の配信状況
U-NEXT
Netflix×
Amazonプライムビデオ
Hulu
FODプレミアム×
Rakuten TV
クランクイン!ビデオ
DMM TV
TELASA
dアニメストア×
Disney+×
※◎→配信あり(無料)、△→配信あり(課金)、×配信なし

U-NEXTが止まる原因は?

映画『シグナル100』を取り扱っている動画配信サービスは複数ありますが、無料トライアルを利用すれば完全無料でフル動画が見られます。

映画『シグナル100』を無料視聴する方法は「映画『シグナル100』を無料視聴する方法を解説!あらすじ、キャスト、おすすめポイントまとめ」で詳しく解説しています。

学校が舞台になった映画とロケ地まとめ

ここからは、映画『シグナル100』のように学校が舞台になった映画と、制作過程で使われたロケ地についてまとめました。

  • くちびるに歌を(2014)
  • 台風クラブ(1985)
  • ROOKIES -卒業-(2009)
  • orange-オレンジ-(2015)
  • 青空エール(2016)
  • あの頃、君を追いかけた(2018)
  • ウォーターボーイズ(2001)
  • ビリギャル(2001)
  • 桐島、部活辞めるってよ(2012)
  • 君に届け(2010)
  • 恋は雨あがりのように(2018)

高校の話でも大学をロケ地として撮影をしているケースも多く、文化祭や芸術祭のような特別なイベントがなくても聖地巡りができることもあります。

それぞれの映画とロケ地についてより詳しく解説します。

くちびるに歌を(2014)

映画『くちびるに歌を』のロケ地になったのは、長崎県五島市にある福江中学校です。

ストーリーは、アンジェラ・アキさんの楽曲「手紙 〜拝啓 十五の君へ〜」が課題曲となったNHK全国学校音楽コンクール・中学生の部に向けて練習に打ち込む合唱部の学園ドラマです。

合唱部の顧問を演じたのは新垣結衣さん、合唱部員には佐野勇斗さん、恒松祐里さんなどがキャスティングされており、15歳の少年少女の悩みや葛藤が繊細に描かれています。

台風クラブ(1985)

映画『台風クラブ』のロケ地になったのは、長野県佐久市にある中込中学校です。

ストーリーは、台風の激しい風雨によって学校に取り残された数人の生徒たちを通して、思春期のやり場のない思いや葛藤をみずみずしく描いた青春ドラマです。

生徒役に工藤夕貴さん、大西結花さん、先生役に三浦友和さんが抜擢され、第1回東京国際映画祭のヤングシネマ部門「グランプリ」を受賞し、相米慎二監督の代表作となりました。

ROOKIES -卒業-(2009)

映画『ROOKIES -卒業-』のロケ地になったのは、東京都多摩市にある恵泉女学園大学(旧南野高校)です。

不良高校生たちが野球に目覚めて熱血教師とともに甲子園を目指すドラマ版の続編となった劇場版では、3年生になった野球部の不良たちが、人生最後の夏の甲子園に挑むスポーツドラマです。

森田まさのりの原作漫画を実写化し、ドラマ版と劇場版はともに社会現象を巻き起こし、GReeeeNが歌う主題歌『キセキ』と『遙か』も大ヒットしました。

orange-オレンジ-(2015)

映画『orange -オレンジ-』のロケ地になったのは、長野県飯田市にある旧飯田工業高校です。

ストーリーは、高校生の主人公が未来の自分から届いた手紙を読んで、悲劇的な運命を変えるために友達と一度きりの青春や恋愛に向き合うロマンスファンタジーです。

土屋太鳳さんと山崎賢人さんのWキャスティングで、感涙必至の恋愛映画として、大ヒットしました。

青空エール(2016)

映画『青空エール』のロケ地になったのは、北海道の札幌白石高校、静岡県の静岡県立浜松南高校、旧静岡県立三ヶ日高校、千葉県の千葉商科大学、東京都の国立音楽大学です。

ストーリーは、ブラスバンドの一員として甲子園で演奏することを夢見る主人公の高校生が、甲子園出場を夢見る野球部のクラスメイトとある約束を交わして奮闘する青春恋愛ドラマです。

青空の下で汗を流しながら野球をする高校生とともに、汗を流しながら一生懸命に音楽を奏でる吹奏楽部員のそれぞれの青春がキラキラとした様子で描かれました。

あの頃、君を追いかけた(2018)

映画『あの頃、君を追いかけた』のロケ地になったのは、長野県塩尻市にある立田川高等学校です。

ストーリーは、クラスで1番のお調子者の主人公が、悪ふざけの度を越したことをきっかけに担任教師から優等生のクラスメイトから勉強を教えてもらうように指示されたことをきっかけに始まる恋愛ドラマです。

台湾出身のギデンズ・コーさんの自伝的小説が台湾で実写化され大ヒットしたことで、日本版実写映画がリメイクされたのですが、対極的なふたりの距離が縮まっていく様子が微笑ましいです。

ウォーターボーイズ(2001)

映画『ウォーターボーイズ』のロケ地になったのは、静岡県榛原郡にある相良中学校と吉田中学校です。

ストーリーは、廃部寸前の男子水泳部に美人教師が顧問になったことで、なんとか集まった数少ない部員たちでシンクロナイズドスイミングに挑戦する学園コメディです。

ドラマ版が社会現象を巻き起こし、劇場版が制作され、監督と脚本を手がけた矢口史靖の出世作品となり、同作で日本アカデミー賞の「監督賞」「脚本賞」にノミネートされました。

ビリギャル(2001)

映画『ビリギャル』のロケ地になったのは、千葉県の桜台小学校、神奈川県の相模女子大学、東京都の慶應義塾大学です。

ストーリーは、偏差値30の成績で危機感のない主人公にみかねた母親が、塾に連れていくと、その先で敏腕講師と運命的な出会いを果たし、慶應大学合格を目指すことになるサクセスドラマです。

清純派女優として知られる有村架純さんが金髪ギャルに変貌を遂げたビジュアルでも話題になったほか、実話がベースになっていることから、多くの受験生から高く評価されました。

桐島、部活辞めるってよ(2012)

映画『桐島、部活辞めるってよ』のロケ地になったのは、高知県高知市にある高知中央高等学校です。

ストーリーは、田舎の県立高校を舞台に、バレー部のキャプテンをする男子学生が部活を辞めると言い出したことをきっかけに、静かで目立たない映画部員、一軍女子のバトミントン部員など、クラス内にあったヒエラルキーが崩壊していくヒューマンドラマです。

高校生たちの人間関係は、大人になって逃れることのできない格差社会の縮図ともいえる緻密な脚本は、朝井リョウさんの同名小説が原作となっています。

君に届け(2010)

映画『君に届け』のロケ地になったのは、栃木県足利市にある旧足利西高校です。

ストーリーは、貞子と呼ばれる根暗の女子高校生がクラスの人気者である男子高校生のやさしさに触れることで、徐々に自信を持ち始めて友達や恋愛を楽しむようになる青春ドラマです。

累計発行部数1,000万部を超えた椎名軽穂さんの同名漫画を三浦春馬さんと多部未華子さんのW主演で実写化し、公開から10年以上経った今でも根強い人気を誇ります。

恋は雨あがりのように(2018)

映画『恋は雨あがりのように』のロケ地になったのは、埼玉県さいたま市にある大宮工業高等学校です。

ストーリーは、怪我をきっかけに将来有望と言われていた陸上を辞めた女子高校生が、新しく始めたアルバイト先の店長に静かに恋するロマンスドラマです。

大人の男性を好きな気持ちが抑えられない女性高校生と、女子高校生からのまっすぐな思いを受け止めることができない冴えない中年男性のやり取りがあたたかく、最後はほっこりとした気持ちに包まれます。

まとめ

本記事では、映画『シグナル100』のロケ地(撮影場所)になった学校を徹底調査したうえで、学校で撮影が行われた映画をまとめて紹介しました。

結論として、映画『シグナル100』は茨城県の山奥にある旧美和中学校がロケ地となっていたようですが、現在は廃校となっており、自由に立ち入ることはできません。

ただし、たびたびイベント会場として開放されているとのことですので、現場に訪れてみたい方は、ぜひイベント情報を定期的にチェックしてみてください。

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